Good Job GUJO vol.2


代表取締役社長
高垣 克朗(Takagaki Katsuro)

郡上市八幡町出身。1965年祖父がプラスチック加工業として前身の八幡化成工業所を創業。その後、自社開発に力を入れ2016年5月高垣克朗氏が4代目代表取締役就任。お客様との出会い、関係づくりを大切にしている。


事業内容・これまでの経緯について教えてください。

 プラスチック製品の企画・製造・販売をしています。祖父が1965年に創業、1970年に設立し、当時は下請け業をメインとしていました。バブルが崩壊した直後の1992年に先代が就任してから、これからの社会情勢の中でやっていくためにはやはり企画開発から!と自社開発をメインに進めてきました。機能性・デザイン性はもちろんですが、使い捨てではなく「永く大切に使えるプラスチック製品」の商品開発に取り組んでおり、こうした当社の「自然環境を守るものづくり」が、SDGsの理念と合致しているとして国連ニューヨーク本部より正式に認定されました。

ー御社の強みは何でしょうか?

 企画・製造・販売の全てを自社で行っていることです。それらが三位一体となってスピード感を持って進めていけるところが強みですね。また、ホームページやカタログなども自社で作成しておりますので、思いを百パーセント伝えられるというところもありますね。プラスチック製品はアジア圏では使い捨てのチープな素材に見られがちですが、ヨーロッパではエコ素材として認識されています。当社は毎年自社製品を海外の展示会に出展しており、現在、世界三十ヵ国に流通しています。代表商品の「蓋つきバケツ」はバケツとしてだけではなく「収納用品」や「腰掛け」としても使われています。これからは植木鉢などの園芸商品にも力を入れていきたいですね。また豊かな自然の中で、郡上ならではの「ものづくり」ができるところも強みの一つです。ホタルが飛び交う美しい水、緑豊かな山々。このような大自然に囲まれると感覚が研ぎ澄まされ、美しいものを感じながらものづくりができます。そして社員が一丸となって、つくる喜び、売る喜び、立案する感動を共感できるということも幸せなことです。
 

ー御社の求める人材像について教えてください。

 明るくて前向きで情熱のある方。感受性豊かでお客様との出会いを大切にしてくださる方。そして仕事を通じてお互い成長できる関係になれることが理想ですね


片桐 将士(Katagiri Masashi)
郡上市白鳥町出身。2011年5月八幡化成㈱入社。営業部の部長を務めている。英語が堪能で入社直後にニューヨーク、パリの展示会へ。その時の出会いによって今に繋がる新しい流れを作ってきた。


どんな仕事をしていますか?

 国内外の問屋さん、小売店さんに自社工場で作った商品の案内・販売をしています。また貿易業務も行っています

今の会社で働こうと思った理由は?

 郡上にいながら世界に進出し、世界で活躍できるこの会社に入りたいと思ったからです。

会社のいいところは?

 自社で企画開発から製造、販売まで行っているところですね。企画から販売まで全て行っている会社は意外と少ないんですよ。さらに世界中の新しい情報が入ってくるので、例えば流行りそうなカラーも最先端でキャッチできます。また社内もアットホームな雰囲気でのびのびと仕事ができます。人とのつながりや出会いを大切にしているので、国内外から郡上まで会いに来てくれるお客様もいらっしゃいます。海外からはデンマーク、フランス、韓国、中国などから遠路はるばる来てくださいます。「会って話したい」「作っているところを見たい」と思っていただけるところが自慢ですね

 

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