Good Job GUJO vol.1 


代表取締役社長
田中 栄子(Tanaka Eiko)

郡上市八幡町出身。1984年損害保険代理業を開始し1997年前身となる㈲ノバを設立し民間企業として介護事業を開始。2004年水害に罹災するも本社を移転し2006年(有)ノバネットワークスに社名変更。優良企業として様々な認定・表彰を受け、精力的に介護事業に取り組んでいる。座右の銘は「愛の反対は無関心」


事業内容について教えてください。

 訪問介護(ホームヘルパ-)事業、デイサービス事業、ケアマネジャー事業、障害福祉サービス事業などの介護事業を行っています。利用者さんの笑顔はもちろん、そのご家族、さらにスタッフ皆が笑顔になれるよう「みんなの笑顔」を会社理念に掲げています。開業した当時、何があってもこの理念は貫こうと決め、それからずっと「みんなの笑顔」を追求し続けてきました。

ー御社の強みは何でしょうか?

 一つめは「スタッフが辞めない」ことです。仕事柄、肉体的にきついこともあると思いますが、仲間同士の信頼関係がしっかり構築できていて「お互い様意識」が強いです。それは皆が会社の理念をいつも念頭において仕事をしてくれているからでしょうね。でも人間ですからいろんな思いや不満が出てくることもありますが、幹部はじめ皆がそれを発見する意識を持ち、声かけをし、課題を整理し、解決するための方法を探ります。何事もこじれる前に「早期発見」して「早期解決」することの積み重ねも辞めないひとつかなと感じています。
 二つめは、「研修制度の充実」です。誰でも初めは素人ですが、研修と実践を積み重ねてゆくとしっかりプロになっていくんです。例えば、訪問介護で言えば、オムツの替え方ひとつとっても「おまんとこは誰がやっても上手やなあ」と利用者さんに褒めていただいたりするのも研修の積み重ねの成果だと思います。 
 三つめは、他と比べない独自のこだわりです。例えばデイサービスではお花見ができるお風呂にしたり、食器は昔懐かしい陶器のお茶碗にしたり、現場は社員それぞれの得意な事で活躍してもらう体制にしたりと、皆で意見を出し合い作り上げていくのも強みのひとつだと思っています。

ー御社の求める人材像について教えてください。

 どんな人も適材適所で活躍できる場面はありますので、まずは永く勤務して頂ける人が何よりです。1年目は仕事に慣れ、2年目は周りが見えるようになり、3年目は不平不満が出てくる頃ですが、それを謙虚に受け止めながら、徐々に「みんなの笑顔」を理解出来る方であればと思います


高垣 陽子(Takagaki Yoko)
青森県出身。東京で介護の仕事を経て郡上市へ。2001年、(有)ノバに入社。2023年、介護部統括マネージャーとなる。会社理念「みんなの笑顔」を遵守し、スタッフ全員が働きやすい環境をつくっている。


どんな仕事をしていますか?

 現場に行くことはあまりなく、介護部の業務全般など、おもに裏方の仕事をしています。スタッフの皆が働きやすい環境をつくることが私の仕事ですね。一番の喜びは「スタッフの成長」で、最もやりがいを感じます

今の会社で働こうと思った理由は?

 もともと東京で介護の仕事をしていて、郡上へ嫁ぎ、この会社を紹介してもらったのですが、訪問介護は経験がなかったので実は一度お断りをしたんですが、社長からお手紙をいただいて…熱い思いを感じ入社に至りました。

会社のいいところは?

 やはり「仲間」ですね。出産して子どもがまだ小さい頃、預けるところがないときは職場に子どもを連れて仕事をしていましたが、社長をはじめみんなで面倒をみてくれるんですよ。おかげさまでその子は20歳になり、今もスタッフの皆と仲良くしていただいています。また、そんな心豊かな職場で働くようになり、素晴らしい上司との出会いがあって、介護は「作業」としか思っていなかった私が「させていただくもの」「心でするもの」と介護観が変わりました。その思いを伝承していく中、仲間同士の信頼関係も固くなり、いろんな問題もすぐに解決できるのも大きな強みだと思います

 

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