◇ 先輩からのアドバイス ◇
(株)セリアエンジニアリング
山本 虎次郎さん(19)
郡上高等学校 卒
どんな仕事をしていますか
製造課で、機械の組み立てをしています。お客様から受注された製品の設計をし、設計図をもとに機械の部品を作製または購入し、集めた部品を製造課で組立てて完成させています。
仕事のやりがいや、大変だと思ったことは
もともと何かをつくることが好きだったこともあり、バラバラだった部品が組みあがっていくうちに完成がみえてきて、一つの製品になったときは大きな達成感があります。また、使ったことのない工具や部品などがあり、初めの頃はそれを覚えるのが大変でした。
職場の良い所は
覚えなければいけないことがたくさんある中で、分からないことがあり質問した時に、丁寧に説明してくれたり、優しく接してくれる先輩や上司の方が多いので、とても助かっています。
家族からのアドバイスは
親からは幼い頃から「知ったかぶりはするな」と言われていました。また初めて社会に出るのだから、分からないことがあって当然で、聞くことは恥ずかしい事ではないので、先輩方になんでも聞いたほうがいいと言われました。
今の会社で働こうと思った理由は
高校三年生の時に担任の先生から、(株)セリアエンジニアリングの親会社である(株)小森コーポレーションが、日銀券(お札)を印刷する機械を作っているという話を聞き、郡上にそんな会社があるのかと、とても印象に残りました。その後、この会社の求人が出ていたこともあり、応募しようと決めました。
就職活動の際に感じたことは
学校で面接練習をたくさんしましたが、実際の面接は様々なケースがあります。身近な人からどんな面接を受けてきたかなど、聞いておくと良いと思いました。
働くために心がけたことは
学校生活との大きな違いは、先輩や上司など目上の方との付き合いが増えることです。言葉遣いや礼儀が大切になってくると思い、心がけました。
これから就職活動を始める後輩へメッセージ
応募したい企業が決まったら、その会社へ入れるように努力してほしいと思います。就職試験の内容は、会社によって違うので、先生や先輩などに聞いて自分に合った学習や練習が出来ると良いと思います。