◇先輩からのアドバイス
社会福祉法人ぶなの木福祉会
山田 一穂さん(23)
同朋大学
どんな仕事をしていますか?
ぶなの木学園で生活支援員として働いています。知的 障がいのある方の生活面、仕事面で、1人で行うには 難しいこと(食事・トイレ等)のサポートを行っています。
現在の職種を目指した理由は?
祖母が病気にかかり、本人の辛い思いを少しでも支援していきたい、支援できる人になりたいという思いから、 福祉に興味が湧き勉強をしました。
現在の施設で働こうと思った理由は?
学生の時に知的障がいの方たちと関わるサークル活動を行ってきて、その中で『障がいのある方と一緒に働き、サポートしたい』と思い、就職活動を始めました。 郡上へ戻って来るのか、県外で就職するのかぎりぎりまで悩みましたが、家族の支えになりたいと思ったことと、施設を見学し、ここで働きたいと思ったので郡上での就職を決めました。
実際に働いてみてどう感じていますか?
職員を含め施設内の雰囲気が明るく、日々仕事のやりがいを感じながら働いています。特に利用者さんがサポート なしで物事を出来るようになった事がある時などやりがい を感じます。また、利用者さんに対するサポートはやりす ぎてはダメで、見極め考えながらやらなくてはならないこと が難しいですが、やりがいを感じています。
学生時代の思い出、頑張ったことなどは?
サークル活動で、知的障がいの方と公共施設へ行ったり、 2泊3日でキャンプをするボランティアをしたことです。計画 からスタッフ集め、また当日まで常に気を使わなければならなかったですが、スタッフとしての意識を持ちながら活動をした事が楽しかったです。現在は生活支援員として障がいを持った方と接していますが、職員として働いてみると学生時代の経験とは違い、終始責任を持って関わっていかなければならないと思いました。
郡上で暮らして良かったこと
対人関係の仕事なので、モヤモヤとした気持ちを持ったまま家へ帰宅することがあります。そのような時には親からの声かけがあり、支えられてると感じられるので、とてもありがたく思っています。また、休日には友達と過ごしたりする機会も増えて良いです。
これから就職活動を始める後輩へのメッセージ
親からアドバイスされた事ですが『自分のやりたいことを仕 事にするのが一番長く続く』と思います。また、『自分がや りたい事は、仕事への意欲へ繋がる』と思います。