◇ 先輩からのアドバイス ◇
一般社団法人 郡上八幡産業振興公社
吉田 章太郎 さん(22)
名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校 卒
(郡上高等学校 出身)
【どんなお仕事をしていますか?】
博覧館にて、郡上おどりの紹介や館内の案内、売店での接客などを行っています。8月に博覧館へ異動となり、今はいろいろなことを勉強しながら仕事を覚えているところです。
【郡上で就職を決めた理由は?】
元々は市外での就職を考えていましたが、就職活動がうまく進まず、郡上での就職も視野に仕事探しをしていました。その時に父の知り合いの方から、今の職場を紹介していただき、地元や観光客の方との関わりが多く、郡上八幡の魅力を発信できると感じ、応募を決めました。
【職場のいいところは?】
先輩や上司の方が温かく接してくださるので、働きやすいです。また郡上八幡の振興に直接関わることができ貢献できるので、やりがいを感じます。
【就職活動中に困ったことは?】
面接時にとても緊張したので、もっと練習や対策をしておけばよかったと思いました。また履歴書に書けるような実績を学生時代に作っておくと有利だと感じました。
【働くために心がけていることは?】
学生時代は、規則正しい生活ではなかったため、生活習慣を正そうと努力しました。また家族から、「自分に自信を持って行動するといい」とアドバイスをもらい、実行できるよう心がけました。
【学生時代に頑張ったことは?】
学生時代、接客のアルバイトをしていました。その中で多くの失敗をしましたが、社会生活を送る上での大切なことを学ぶことができました。また今の仕事も接客がメインとなっているので、その時に培ったコミュニケーション力が役に立っています。
【仕事のやりがいは?】
最初は郡上八幡について詳しくなく、お客様の質問にも答えられず苦労しました。ですが、来館したお客様から「楽しかった」や「ありがとう」と言われると本当にうれしくなり、それがやる気につながっています。
【郡上の良さと困ることは?】
食べ物がおいしく、人も温かいです。また都会では近所付き合いもほぼなく、さまざまな事に気をつかいながら生活していましたが、地元ということもあり気楽に過ごせています。ただ、虫が多いので困っています。
【就職活動を始める後輩へのメッセージ】
高校時代はとにかく郡上を出たいと考えていましたが、帰るたびに本当にいい所だと感じていました。必ず郡上で働くべきだとは言いませんが、もし都会での生活に行き詰まったり、失敗して落ち込むことがあったら、一度郡上に戻って羽を伸ばしてみてください。きっと新しい視点を見つけることができると思います。それが、地元の良さだと思います。